本校第2学年「シティズンシップ」受講者(16名)は、18歳成人について、各自で関連するテーマを設定し、背景、外国の状況等について調べ、これらを基に自分の考えをプレゼンしました。主なテーマは、次の通りです。
設定したテーマ |
自治体によりどうして18歳か20歳で成人式の開催が分かれるのか? |
なぜ女性の婚姻年齢が引き上げられたのか? |
どうして性別変更ができるようになったのは18歳に引き下げられたのか? |
なぜ少年法適用年齢が引き下げられたのか? |
なぜ18歳で契約できるようになったのか? |
また、少年法等の一部を改正することに伴い、裁判員に選任される年齢も18歳に引き下げられました。そこで、1月18日(水)に橋本泰一裁判官(名古屋地方裁判所刑事1部)を講師としてお迎えし、ある刑事事件を教材に、被告人が有罪であるか、無罪であるかを複数ある事実をもとに考えるグループワークを行いました。結論を導き出すための根拠の大切さを学ぶことができました。
【グループワークの様子】 |
【裁判官の仕事について説明される石川裁判官】 |
3月8日(水)には、愛知県県民生活課の若年消費者教育講師派遣を活用し、黒柳良子弁護士と櫻井友恵弁護士を講師としてお迎えし、消費者トラブルについて授業をしていただきました。若年層に多い消費者トラブルの事例(サプリメントの定期購入・脱毛サロン・SNS経由の投資詐欺)を通して、契約の法的意義やクレジットカードの仕組み、消費者トラブルに巻き込まれないためにはどのようなことに留意しなければならないこと等について学習しました。
【定期購入のトラブルについて解説される黒柳弁護士】 | 【投資詐欺について解説される櫻井弁護士 】 |
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